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認知症リスクはガムで軽減できる!噛むことと血流の関係

2017年版の高齢社会白書では、2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になるという推計が紹介されています(※1)。

少子高齢化が続く現代日本において、認知症の発症リスクはけっして無視できるものではありません。認知症リスクに備えるなら、ガムを咬んで脳の血流を増加させるのがおすすめです。

今回は、健康のためにガムをおすすめする理由をお伝えします。

(※1)内閣府:平成29年版高齢社会白書(概要版):3 高齢者の健康・福祉

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html

歯周病はアルツハイマー型認知症を招く

歯周病とアルツハイマー型認知症の関連性

アルツハイマー型認知症の原因は、現代医学でもまだ解明されていません。しかし、歯周病がアルツハイマー型認知症を招くのではないかという説があります。

アルツハイマー型認知症の原因として有力視されているのは、脳内に蓄積される「アミロイドβ」というタンパク質の存在です。アミロイドβは、体内の炎症反応によって増加していきます。脳に近く、歯や歯茎に炎症を引き起こす歯周病を治療せずに放置していると、アミロイドβの蓄積を後押ししてしまうのです。

また、失っている歯の本数が多い人ほど、認知症を患っている割合が高いという研究結果も出ています。成人が歯を失う理由の第1位は歯周病です。炎症対策、そして健康な歯の維持という2つの理由から、認知症対策には歯周病予防が必要になってきます。

歯周病予防におすすめの方法はガムを咬むこと

認知症リスクに備えるために必要な歯周病の予防方法として、おすすめなのがガムを咬んで唾液を分泌することです。人間の唾液には、歯の再石灰化を促す作用があります。

しかし、食生活の多様化によってやわらかいものを多く食べるようになった現代人は、毎日の食事だけで十分な咀嚼回数を確保できません。かといって、食事以外で歯を食いしばったり咬み合わせたりすると、歯が削れてしまいます。歯を守りつつ、手っ取り早く咀嚼回数を増やせる方法が、ガムを咬むことなのです。

ガムが良い理由①脳の血流を増やせる

ガムを咬むと、脳の血流を増やして脳の機能を活性化することができます。とくに活性化するのが、記憶を司る海馬や人間の感情や運動を司る部分です。脳の機能も筋肉と同じで、使わなければどんどん退化してしまいます。あまりものを咬まず脳を刺激しない生活を送っていると、物忘れがひどくなったりやる気が出なくなったりして、最終的に認知症リスクが高まるので、意識して咀嚼の回数を増やしましょう。

ガムが良い理由②安定した姿勢を保てる

高齢になると骨密度が下がるため、転んだ衝撃で骨折して一気に認知症が進行してしまうといったケースも珍しくありません。健康を維持するためには、年齢を重ねても丈夫な体を保ちつづけることが大切です。

その点、ガムを咬むと姿勢維持に使われている使うあご周りの筋肉を維持できます。ふらついたり、転倒したりすることを避けるためにも、ガムを咬むのがおすすめです。

選んではいけないガムの成分とおすすめのガムの成分

健康目的でガムを咬む場合、

  • クエン酸・果汁
  • 糖分(ショ糖・果糖・水飴など)

などの成分が使われている商品は避けましょう。クエン酸や果汁で口腔内が酸性になると、歯のエナメルが溶け出してしまいます。糖分も歯周病菌のエサになってしまうので、おすすめできません。

  • キシリトール
  • 合成甘味料

といった歯周病菌のえさにならない甘味料のみを使用したガムが良いでしょう。

ガムを咬むという習慣には、今回ご紹介したもの以外にもさまざまなメリットがあります。ただし、年を取ってから新しい習慣を身につけるのは大変です。ガムを咬むことを習慣化できるように、若いうちからガムを咬んで歯の健康を守りましょう。

参考URL:

http://news.livedoor.com/article/detail/15814238/

https://info.ninchisho.net/prevent/p20

https://news.mynavi.jp/article/20190124-753967/

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_recog.html

https://kaigo.news-postseven.com/10354