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医療用ARの開発で治療後の歯を見ることができるように?!

スマホアプリなどで普及してきたAR技術ですが、これを医療に適用し、治療後の歯のイメージを自分の歯の上に合成して見られるものがスイスで開発されました。

 

今回は、この歯科医療用アプリケーションについてご紹介します。

 

 

拡張現実「Augmented Reality」とは

そもそも「AR」とは何かを簡単に解説すると、Augmented Reality(拡張現実)の略で、コンピューターを活用して現実の風景のうえに情報を重ね合わせて表現する技術のことです。

 

身近な例として、スマートフォンのアプリをかざすとカメラ機能を通して現実世界にキャラクターなどが現れたように見えるといったものがあります。これと対になる技術にVR(Virtual Reality…仮想現実)があります。

 

 

ARを使って治療後の歯を確認

このAR技術を歯科医療に応用し、実際に患者様の顔(歯)に治療後の歯のイメージを合成するアプリケーションを開発したのがスイスのKapanu社です。

 

Kapanu社は、チューリッヒ工科大学で設立され、歯科医療者向けのサービスと技術を提供しています。そのKapanu社がディズニー・リサーチ社と協力して歯科医療向けのアプリケーションを開発しました。ディズニー・リサーチ社も、テーマパークの演出などのためにARやVR、ロボットなどの研究を手がけています。

 

開発されたアプリケーションでは、治療前の患者様の口腔内が3Dスキャンされ、そこに治療後の歯の3Dモデルを表示させます。患者様が、手元のタブレットに鏡のように向き合うと、映し出された自分の顔に治療後の歯のイメージが重ねられた様子を見ることができます。

 

さらに、歯科医師が患者様の希望に合わせてアプリケーション上で細かい細部や色などを調整し、最終的に一番気に入った仕様を選ぶことができるというものです。

 

 

実際の使用デモを見てみよう

実際のデモンスとレーションを画像と動画でご覧いただけます。

 

 

引用元:GigaZiNE「AR活用で未来の歯医者はこうなる」

 

 

 

治療後の見栄えを自由に選択できる時代へ

ご紹介したデモの画像や動画では主に審美歯科治療用と思われますが、むし歯治療や入れ歯、インプラント治療などにおいても、目に見える部分はQOL(特に医療上で見た個人の人生・生活の質のあり方)を大きく左右する要素であり、治療前に治療後の見た目を選べることは歯科医療のうえでも重要でしょう。今後、幅広い歯科治療への展開が期待されます。

 

保険診療外の治療も含め、さまさまな治療法や歯科材料のなかから、患者様が希望に合わせて自由に選べる時代が近づいてきたといえるでしょう。